小誌で既報した「ド底辺高校」の悲劇(※)は、高校だけに止まらない。
彼らの一部は卒業後、大学に進学。
試験の点数が0点に近くとも、入学できてしまうと言われる
「ボーダーフリー大学=Fランク大学」がド底辺学生を誕生させてしまっている。
※[ド底辺高校]驚異のバカっぷりに唖然 http://nikkan-spa.jp/134041
「こんなの大学じゃない。外国人留学生よりも日本語が理解できない日本人学生が多すぎて、講義になりませんよ」
と、現役の私立大学講師のEさんは嘆く。
大学崩壊が叫ばれて久しいが、「最高学府」で起きている驚愕のカオスぶりを紹介しよう。
◆英語は辞書の使い方から。漢字が読めず、算数の問題が理解できない!
底辺大学ともなれば、「少数・分数の計算」「ローマ字で自分の名前が書けない」という学力で入学してくる学生も珍しくないという。
「“勉強を好きになってもらうことを目的~”とシラバス(学習計画)に書かれた必修科目があるくらいですから。
例えば、英語はアルファベットの読み書き、英和辞書の使い方から教えないといけないんです」
と嘆くのは、私立大学准教授のNさん。
そのため、学生のレベルを上げる補習を設ける大学も多いが、補習内容は衝撃的だ。
「教材は小学生用の算数ドリルを使用しています。
ある学生が簡単な算数の計算に苦戦しているので、聞くと“問題文の漢字が読めません”って。
もう算数を教えるレベルじゃないんですよね。
あるイギリス人教授は『黒板に漢字を書かないよう気を遣っている』って言っていました」(N氏)
また、経済学部で教壇に立つ大学講師のSさんが『マルクス主義について』課題を与えたところ、
珍レポートが続出したという。
「多くの学生がフィリピンの昔の大統領(※正:マルコス)について書いてきました。
おそらく疑いもせず、丸写ししたんでしょうね。
ネットのコピペでもいいから、検索ワードぐらい正確に打ってほしかった。
あと、サッカー元日本代表の田中“マルクス”闘莉王について書く学生もいましたね。
僕の課題の出し方が悪いんですかね……」
確かに、マルクス主義はド底辺大学生には難問すぎたのかもしれない
http://news.livedoor.com/article/detail/6581804/