政府は14日、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)である最新鋭ステルス機F35(米ロッキード・マーチン社製)の
値上げに応じる方針を固めた。12年度予算で1機あたり99億円としていたが、百数億円に見直す。米国がF35の
調達ペースを遅らせたことで価格が上がる見通しになったため。政府は6月下旬までに米側と契約する。
政府は米側に当初の価格設定を厳守するよう要求してきたものの、「米側が調達ペースを遅らせると発表したのは
日本のFX選定後で、価格上昇に合理的な理由がある」(防衛省幹部)として値上げを受け入れざるを得ないと判断した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000018-mai-pol